雨竜沼湿原

 「とらべるまん」の煽り文句を真に受けてやって来ました。アプローチは本文のとおり役場の観光係へ届を出して臨むのですが、この日は先客があったようで、小屋のカギは渡してしまったとのこと。40Kmもある林道含みのアプローチもオフ車なら1時間程度で走り抜けます。途中、750ccの単車を追い越したのですが、案の定、彼が先客だったようで小屋で少し待つことになりました。南暑寒荘とご立派な名前ですが、山小屋と避難小屋の中間程度の作りで、10人程度で満員のような小屋でした。午後2時には着いてしまったので、お目当ての白竜の滝に向かってカラ荷で突撃です。カラ荷なら通常時間の2倍の速度(笑)で行動できますので、雨竜沼まで足を伸ばしました。7月の初旬でしたので高山植物には少し早かったのですが、天気も良くて誰も居ない湿原は最高でした。(1985年7月初旬)

白竜の滝

 お目当ての滝は湿原との中間点より手前にあり、20分程度でつきました。滝めぐりをしている身としては、アプローチも含めて中級より少し上クラスの滝と思います。湿原の切れ目(上写真の中央)から流れ出ている川が滝となっているので、湿原手前では道が川とクロスしていてぬかるんでいました。

 この雨竜沼も観光化からは逃れられないようで、Netで見ましたら南暑寒荘付近はキャンプ場として整備されていて大きくなり、アプローチ道も林道状態から格上げされているようです。

 別ルートからでも暑寒別岳は登れますが、アプローチさえ確保すれば雨竜沼からの進入が早そうです。

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