TOTO 止水ダイヤフラム TH405S

作成日:2016/01/29

 TOTO TH405S。ロータンク型SH90BAのTS890A型ダイヤフラムです。

 水のたまりが悪い、または溜まらない等の症状のときは、たいていがこのダイヤフラムの不良です。Netでもよく報告されているようで、交換するだけで治ります。ただし、交換部品はホームセンターでは置いてないそうで、Netでの注文になります。私は定形外送料無料の千葉の業者から買いましたが、3日後に届きました。値段は税込み\693でした。
 これを業者の出張で直せば、交換数分の作業で出張料¥2,600、作業料¥2,600の合計6,000弱かかるそうです。ただし、交換には多少のコツもあるそうですので、不安な方は業者に頼まれたほうが良いでしょう。

 交換方法はTOTOのHPにも載っているとおり、1)フロートにつながるリンクを外し、2)ナットを緩め、3)交換して元に戻すだけです。

 作業自体は簡単ですが、私が感じた注意点を書いておきます。

 

 ナットは順ネジですが、かなり強くしまっている事があります。給水機の本体はプラ製で、側部と下部の2箇所でタンクと接続しているだけですので、ナットだけ持って無理にねじると本体を壊すことになります。必ずナットの下方を持って支えてから回しましょう。ちなみに私の場合、硬くて素手では回らなかったのでウオータープライヤーで回しました。

 

 ストレーナーを同時に掃除すれば良いのですが、これもかなり硬くくっついています。引き抜くときに直接引っ張ると本体を基部から破壊しますので慎重に作業するのですが、もう一人助手が居れば、水栓を一瞬だけ開けてもって水の圧力で排出するほうが安全です。

 吐水口の横にホースが伸びており、ドレンにつながっています。このホースは在ったり無かったりするようですが、役目としては便器自体の水溜りの量に関係しているようです。通常、排水した直後には便器には水はほとんど溜まっていませんが、これでは便器の斜面が汚れるため、ドレンより水を供給して満たしているようです。これによって便器は汚れにくくはなりますが、排水する量は増えてしまいます。お好みにより付け外ししてください。

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