GIGABYTE GA-8IEXP

作成日:2010/09/12

青い母板のGIGABYTEですが、この時代のお約束で、安物コンデンサーを使用しています。
作成後7年間動いていましたが、最近立ち上げ時にVGA出力が出なくなる事がありました。電池交換やVGA交換でも症状は収まらないのですが、症状出現も月に1〜2回ですので様子を見ていました。
そうこうしていると、電源部コンデンサが膨らんできましたので交換です。

電源周りのコンデンサ(6.3V 3300μF)は今回3本ですが、目視で明らかに膨れているのは真中のみです。
一応3つ換える予定で部品を発注しました。

膨らんでいたのはGA-6OXTと同じく6.3V 3300μFのコンデンサですが、GSC製ではなくてCHOYO製でした。
代替は前回と同じくニチコン・UHMシリーズ超低ESR 電解コンデンサ 6.3V3300μFで、一個\94(共立エレショップ)です。

今回作業する場所は3箇所です。なかなかハンダが溶けないので、結局70Wの半田ゴテを押し付けて取りました。取ったあとは、パターンを傷つけないようにリーマーで形成します。ただ、作業しながら思い出したのですが、確かこの基盤は4層貫通基板だったはず。まあ問題ないとは思ったのですが私のつたない技術では無理する必要も無いので、交換は最小限の1箇所のみとしました。

交換後は問題なく一発立ち上げ出来ました。残りの2つは古いままですが、また症状が出るようなら交換しようと思っております。

追記

交換後、問題なかったのもつかの間で、しばらくして起動失敗が続き、BIOSが不安定になりました。残り2つのコンデンサを変えても症状変わらないため、しかたなくPCを新調しましたが、カードやクーラーをすべて外してもう一度見てみると、あるコンデンサの頭が少しだけ膨らんでいました。

AGPとPCIスロットの谷間のため良く見えていなかったのと、膨らみが下方に強かったため見逃していたようです。犯人はCHOYOの330μ.25Vですが、いつもの共立では扱っておらず、東京のパーツ屋も送料¥860なんてとこでしたので、ネットオークションで購入しました。

入手したのはSANYOのWGシリーズですが、10本単位での販売のため、パターンの入り組んでいない場所の同じコンデンサも交換となりました。
交換後は嘘のように症状が治まったため、嫁のPen3機の代替にあてました。

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