FUJITSU MCE3064SS

作成日:2010/09/12

富士通製のEAST SCSI MO(バルク)です。1999年12月製でやはり、Made in THAILAND です。97年製のMOに比べると多少変化しています。それでは、さくさく分解していきましょう

ネジを外すと基盤と本体に分かれ、裏ブタを外すと読み取り駆動部が現われます。上方の円形が駆動モーターで、中間部の直線部分がレーザー読み取り部分。下方がレーザー発振部と反射したレーザーを検知する部分です。

レーザー部分です。下方の発振部で発振されたレーザーはレンズとプリズムを通って上方の読み取り部に行きます。MOに反射したレーザーは同じ道を帰って、プリズムによって右の受光部へと曲げられます。レンズを通して受光部にレーザーが収束され読取られます。

上方から来たレーザー光は受光部で90°に曲げられ、MO面にレンズで収束します。この受光部は両方を磁石で挟まれており、磁力によってリニアの様に浮いているため動きが大変スムーズです。

レーザー基盤です。右からレーザー検知部、下方がレーザー発振部。左端はレーザー光強度の制御部でしょうか?

分解全体図です。あまり活躍せずに壊れてしまいましたが、お疲れ様でした。

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