ZOJIRUSHI 電気ポット CWL-S22

作成日:2010/09/12

 1992年製ZOJIRUSHIの電気ポットです。
この頃は、まだ上部の手押しで湯を出していました。パッキンを交換してからしばらくお蔵入りしていたのですが、後継機のポットが断線を起こして壊れたため、急遽登場しました。
 しかし、10年以上放置していたためか、プラスティックの臭いが消えず、飲んでみても体に悪そうな味がするため廃棄処分となりました。

まずは底のネジを2つ外すと、底部、胴体が外れてきます。このタイプはまだ旧型なので、制御部が一番底に付けられていて、そのため全高が上がっています。

制御部です。92年なので、まだ基盤も大きく抵抗やコンデンサがたくさん付いてますね。制御部を外すと底部が見え、真中の青い線が温度検知部分です

底の中央部に熱検知部があります。隔壁板を外すとポットの底部が現れます。ヒーターはこの下に埋め込まれて分解できません。

制御部です。プラケースに入っているだけで耐熱や耐水は施されてません。上部の回路はスイッチと表示のみです。

蓋の部分の分解です。中は鞴(ふいご)のようになっていて、真中の口から空気をポット内に吹き込みます。逆流する湯気は横から漏れるように出来ています。

上ブタとポットは嵌め込みで、すんなり抜けます。わが地区ではプラスティックは燃えるゴミですので燃えないものと分別して捨てます。
予備にと思って置いていたポットですが、使わなくなると臭いがついていけませんね。早めに処分するべきでした。

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